感じて、考えて。

やたら考えやたら書きます。

優しいおじさま

女性ならではのシリアスな問題、セクハラ。

年の離れた男性、

「おじさん」が怖いと話す女性は多い。

 

しかし、私は全くそう思わない。

そこで今回、

私の周りにいる「優しいおじさま」を

私の事件と共に話したい。

 

 

ラクションとおじさまと私

私が小学生の頃お世話になったおじさま。

当時、私は友人らと共に、

家の周辺でよく遊んでいた。

ある日、車に乗ったおじさんに、

大きなクラクションを鳴らされたのだ。

そのときは皆で震え上がった。

それから毎日その行動は続いた。

だが、またある日、

ふと、私は彼の顔を見た。

彼は微笑んでいたのだ。

ラクションは彼にとって、

あいさつ代わりだったのだ。

若干紛らわしいが

彼なりの優しさだったのだ。

それ以来私たちは、

彼のクラクションを聞くたび、

笑顔で挨拶をするようにした。

田んぼと自転車とおじさまと私

(タイトルの語呂の悪さには目をつぶっていただきたい)

これも小学校の頃の話である。

私は田んぼ沿いの道で、

自転車を走らせていた。

ふと忘れ物をしたかもしれないと、

愚かな私は後ろを向いた。

 

その瞬間だった。

視界から道が消えた。一瞬の出来事だった。

私は1mほど下の田んぼに落ち、

自転車の下敷きになっていたのだ。

自転車は当時の私にはとても重く、

持ち上げられなかった。

周囲には誰もおらず、

私はただ自転車によって痛む腹を

押さえながら立ち尽くした。

そこで声がした。

「あた大丈夫ね?!(熊本弁)」

見上げるとそこにはおじさまがいた。

彼は状況を一瞬にして判断し、

すぐに自転車を持ち上げてくれた。

彼には本当に、感謝してもしきれない。

田舎道と裸足とおじさまと私

これはお恥ずかしながら先月の話である。

小学校の同窓会に招かれた私は、久々のメンツと酒に泥酔してしまった。

私はなぜか、

靴や靴下を脱いで裸足になっていた。

真冬の田舎道でだ。

そこにおじさまが現れた。

「お姉さんなんで裸足で歩いとっとね?!

家はどこね!(熊本弁)」

おじさま、なぜ裸足かは、、

私も、、知りたい。。。

彼はどうやら、

私を家まで送り届けてくれたらしい。

こちらも感謝してもしきれない。

そして、泥酔はもう、

人生で二度としまいと誓った。当然だ。

(とかいって先週、また、泥酔した。

今度は家の布団までは意識がある。

だからと言って、であるが。)

まとめ

いかがだっただろうか。

優しいおじさまが世の中にもいるのだ。

彼らの近況をご存じの方は、

是非私までご一報いただければと思う。

(私のドジさには目をつぶっていただきたい)

おじさまも私たちと同じ人間である。

確かに、痴漢やストーカーの犯人は怖い。

(私も渡英した際出くわした

「おれが英語教えるから、日本語教えてくれ!」

とせがむおじさんにはさすがに恐れ慄いた。)

しかし私は、そうでない人間の方が

圧倒的多数だと信じている。

固定観念」にとらわれてはいけない。

優しいおじさまもたくさんいる。

そう思えば、

少しは怖くないのではなかろうか。

あとがき

インターン先の社員の方に、

このようなことを言われた。

「あなたのおじさんと話せる能力、

大事にすべきだよ。それ社会で役立つよ。」

 

私の周囲の話を聞いていると、

確かにこれは私の強みかもしれない

そう感じるようになった。

こうやって特殊能力にもなるようなので、

女性諸君、体得をお勧めしたい。